【Windows】iCloudの保存先をCドライブ以外に設定・Dドライブ作成方法

今回はWindowsでiCloud Driveを使用する際、デフォルトで設定されるCドライブから他のドライブに設定する方法を紹介します。


iCloud Driveからログアウト

既存でCドライブにiCloud Driveが設定してある場合はログアウトしてください。 画面右下の矢印をクリックするとiCloud Driveが表示されるので、クリックしてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

iCloud Driveの管理画面からログアウト

iCloud Driveの管理画面の左下に「サインアウト」とあるので、サインアウトをクリックしてログアウトしてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

Windowsのドライブ確認

この記事を見ている方はすでにパーティションが区切られているかもしれませんが、パーティションを区切っていない方に向けても説明します。 既にパーティションが区切られている方は、読み飛ばしてください。

ディスクの管理

画面左下にWindowsマークがあると思うので、Windowsマークを右クリックしてください。 メニューが出てくるので、「ディスクの管理」をクリックしてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

内臓HDDもしくはSSDの情報が表示されるので、この管理画面からドライブを作成します。

Cドライブ以外のドライブがない場合

Cドライブ以外のドライブがない場合は、新規でドライブを作る必要があります。 管理画面を確認すると、「未割り当て」があるかを確認しましょう。 「未割り当て」がない場合、既存のドライブ(おそらくCドライブ)を右クリックし、「ボリュームの縮小」を選択してください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

縮小可能な容量が表示されるので、縮小したい分だけ数値を選んでください。 メインドライブを縮小しすぎるとPC環境によっては戻すのが難しいので、少しづつ設定しましょう。 後からでも新規のドライブの容量を増やすことは可能です。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

新規ドライブの作成

ドライブの縮小が完了したら、未割り当てが表示されます。 未割り当てにカーソルを合わせ、右クリックし「新しいシンプル ボリューム」をクリックしてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

新しいドライブの容量を設定できるので、容量を指定してください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

ドライブの文字を選択できるので、好きなアルファベットを選択してください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

ドライブ名を決めた後設定画面が出てくるので、何も設定を変えずにそのまま続けてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

新しいドライブが完成すると、下記画像のような表示になります。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

ファイルエクスプローラーを開き、今回追加したドライブが表示されるかを確認してください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

今回追加したドライブは後から削除可能です。 「ディスク管理」画面から削除や縮小したいドライブを右クリックし、削除もしくは縮小を選んでください。

iCloud Driveの保存先を変更

最終段階です。

新しいドライブにiCloud Driveを保存するフォルダーを作成

新しく作成したドライブに、iCloud Driveを保存するフォルダーを作成します。 今回はD:\iCloudDriveに作成しました。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定


コマンドプロンプトでコマンド実行

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

画面左下の虫眼鏡マークをクリックし、「コマンド」と入力すると「コマンドプロンプト」が表示されるのでクリックして起動させてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

真っ黒い画面が出てくるので、下記コマンドを入力し、Enterを押してください。

mklink /J "C:\Users\あなたのユーザー名を入力してください。\iCloudDrive" "D:\iCloudDrive"

上記コマンドのひらがなで入力したものを、あなたのユーザー名に変えてください。 もし今回作成した新規ドライブがFで、フォルダー名がTestDriveであれば、

mklink /J "C:\Users\あなたのユーザー名を入力してください。\iCloudDrive" "F:\TestDrive"

です 正常に完了すると、 「D:\iCloudDrive のジャンクションが作成されました」の文字がコマンドプロンプトに表示されます。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

ユーザー名の確認方法

  1. 画面左下のWindowsマークをクリックし、シャットダウンマークの上にあるプロフィールマークにカーソルを合わせ、確認

  2. Windowsログイン時に表示される名前

  3. プロンプトを立ち上げた際、表示されるC:\Users\ここに表示されるのがユーザー名>です

上記の3通りで確認することができます

iCloud Driveにログイン

画面右下のiCloud Driveマークをクリックし、再度ログインしてください。

iCloudの保存先をCドライブ以外に設定
iCloudの保存先をCドライブ以外に設定

しばらく時間がたつと、先ほど作ったD:\iCloudDriveの中に、iCloud Drive内のデータが同期されています。

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