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16K、8K、4Kとは?パソコンやスマホの解像度と比較

16Kや8K、4Kは何かと聞かれると、「映像の画質に関する..」などと思い浮かべると思います。

「数字が上がると映像がきれいになる」と思い浮かべると思いますが、簡単に言うと映像がきれいになるで問題ありません

単位 主な再生端末 画素数
Full HD スマホ、PC、
テレビ
1920×1080
2.7K PC、テレビ 2704×1520
4K PC、テレビ 3840×2160
8K テレビ 7680×4320
16K 超大型
ディスプレイ
15360×8640

上記グラフが解像度別の基本データです。

YouTubeでは8K再生まで対応しており、対応しているテレビやモニターさえあれば誰でも8Kまでは再生することができます。

16Kレベルになると、家に置くことができないくらいのモニターで再生する必要があります。

この記事の担当者

Yusuke Goto
19歳の時にYouTubeで星のタイムラプス映像を見たのをきっかけに、一眼レフカメラにハマる。その後ドローン映像や、4K60fps映像に感動して、動画も開始。日本の自然をメインに、動画をYouTubeに投稿中。最近は360°カメラで、YouTubeにVR動画を公開しています。

解像度別の特徴

解像度が上がるにつれ映像がとてもきれいに表示されますが、解像度に対応したテレビやモニターを用意する必要があります。
高画質で再生するにはより多くの電力を必要とするので、解像度が上がれば消費電力も増えます。

単位 1時間当たりの
通信量(目安)
Full HD 2GB
2.7K (4GB)
4K 7GB
8K (28GB)
16K (112GB)

再生する環境やサーバによって少し異なることがあります。
カッコで記載した通信量は単純計算した場合の通信量です。

8Kは4Kの4倍もの解像度なので、4K対応のモニターやテレビでも8Kが再生することはできません。

解像度別の特徴を紹介します。

Full HD フルハイビジョン

HDとはHigh Definitionの略で、地デジに移行した時やスマホの画面のサイズに適した解像度です。

HDの画角は1280×720(約92万画素)ですが、さらに上位のフルHD(フルハイビジョン)の場合は1920×1080(約200万画素)です。
4G回線やLTE回線のサービスが開始したことにより外出先でもスマートフォンでHD動画を再生することができるようになりましたが、回線の混雑や通信速度制限による影響で再生できない場合もあります。
HD動画を視聴できるようになったことにより、動画に関するSNSが急速に普及しました。

4K ウルトラハイビジョン

4K動画は4G回線で再生することは厳しく、5G回線で再生することができます。

ですが、スマートフォンの画面サイズは4Kの解像度に対して画面サイズが不足しているため、再生したとしても見た目はHDと変わりません。

画角・解像度はフルHD(フルハイビジョン)の4倍で、3840×2160(約800万画素)です。

スマートフォンのYouTubeアプリでも再生できる最大の画質はHDとなっております。

4K映像を見るには、4K対応テレビや、それ相当の大きさのディスプレイである必要があります。

スマートフォンで動画撮影

スマートフォンの動画撮影は4K撮影できることが当たり前になっており、スマートフォンを使用して映画を作っている方もいます。

スマートフォンで撮影した4K動画をPCで見るととても鮮明に撮影されており、テレビ番組の撮影現場でも使用されることが多くなりました。

普段皆さんが使用しているカメラが公共放送にも使用されているレベルです。

8K スーパーハイビジョン

2020年代は8K対応テレビモニターが販売され始め「WOWO」や「スカパー」で使用することができ、人間が見ている映像を再現する事ができます。

8Kは4K 映像の4倍で、HDの16倍の画角・解像度で、7680×4320(3200万画素)です。

一人暮らしの家の広さで8K対応テレビやモニターを置くことは難しいくらいの大きさで、人間の視界に収まる最大の画面サイズとも言われております。

輝度の表現を拡大するHDRをカメラやモニターに取り入れることで、白飛びや黒つぶれしてい場所を自然な色で表現することができます。

8KとHDRの技術が合わさることで、人間の目は映像により騙されるほど鮮明な映像を見ることができます。

スマートフォンで8K撮影

AQUOSを作っているシャープは世界で初めて8K撮影できるスマートフォンを作りました。
その後Galaxy S20 5Gをサムスンが発売し、Galaxy S20 5Gも8Kで動画撮影することができます。

日本人が好きなiPhoneの最新機種iPhone 12では8K動画を撮影することができませんが、そのうちiPhoneも8K撮影に対応することが予測できます。

16K

16Kに対応したモニターは一般家庭で置くことができないサイズで、ワンボックスカーよりも大きいモニターです。

16Kは8K 映像の4倍で、4Kの16倍の画角・解像度で、15360×8640(1億3271万画素)です。

16Kの映像を見るには、神奈川県横浜市の資生堂グローバルイノベーションセンター“S/PARK”で見ることができます。

また、16K映像をWi-Fiなどの無線通信で見ることは現状不可能で、デバイスなどに保存しておかなければいけません。

各デバイスの画面サイズ

スマートフォンの画面サイズで4K動画を見ても、解像度が大きすぎることからあまり意味がないためそのデバイスで視聴できる最大の解像度で動画を見ましょう。

スマートフォンやPC、タブレットの画面大きさを比較してみましょう。

スマートフォン

スマートフォンは主にFull HDから2.7Kあたりが最大の画質で動画を視聴することができます。

デバイス 解像度
iPhone 12 mini 2,340×1,080
iPhone 12 Pro Max 2,778×1,284
OPPO Reno3 5G 2,400×1,080
Xperia 10 II SOV43 2,520×1,080
Galaxy S20 Ultra 5G SCG03 3,200×1,440
HUAWEI Mate 20 Pro 3,120 x 1,400

スマートフォンで一時間動画を見ても4GB未満で収まります。

パソコン

パソコンは主に4K以下の画質で動画を視聴することができます。

デバイス 解像度
MacBook Air(13インチ) 1,440×900
MacBook Pro(13インチ) 2,560×1,600
MacBook Pro(15インチ) 2,880×1,800
iMac(27インチ) 2,560×1,440
Surface Laptop 2 1504×2256
MateBook 2,160x1,440
ThinkPad X1
Extreme Gen 4
3840×2400
ThinkPad
X1 Titanium
2256×1504

タブレット

タブレットは主に4K以下の画質で動画を視聴することができます。

デバイス 解像度
iPad mini 5 1536×2048
iPad Air 4 1640×2360
iPad Pro 3
11インチ
1668×2388
iPad Pro 5
12.9 インチ
2048×2732
Lenovo Tab
M10 HD
800×1280
HUAWEI
MediaPad T5
1200×1920
Surface Pro7 2,736×1,824

これから8Kや16Kの時代に

映像は4Kでも十分綺麗に見ることができますが、これから世界は8Kや16Kの世界へと次第に移り変わります。

8Kの時点で実際に見ている鮮明さと変わりがないため、VR動画が8Kに対応した際は現実か動画の境目があいまいになるかもしれません。

私自身は8Kと現実の境目がつかなくなる未来は来ると思っています。

5G回線もしくは6G回線の普及により8Kの動画をリアルタイムで不特定多数の人とつながる世界が訪れ、バーチャル空間なのにもかかわらず人が触れ合う体験も現実的にできるかもしれません。

動画の滑らかさに関する記事もあります。

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