あなたは普段動画を撮影する際、どのようなカメラを使っていますか?
95%以上がスマホカメラだと思います。
ですが、スマホを手にもって動画を撮影すると、手振れが気になるかもしれません。
ジンバルを使うだけでスマホカメラでも映画レベルの動画を撮影できます。
今回はスマホカメラで綺麗に動画を撮影できるジンバルについて紹介します。
この記事の担当者
目次
スマホ対応ジンバルで手振れがなくなる
下記動画はスマホカメラで撮影した動画です。
手持ちで撮影している動画より手振れを抑えられ、動いていても疲れない動画をスマホカメラで撮影できます。
上記のようにぶれない動画をスマホカメラで撮影するにはジンバルを使います。
1つの軸を中心に物体を回転させる回転台
3軸なのでどの角度に動かしてもブレません。
この技術はドローンにも利用されており、ドローンを早く飛ばしたり風に煽られてしまっても映像はほとんどブレていません。
安いドローンだと2軸で、3軸には負けてしまいますがブレない映像を撮影する事ができます。
現在は価格がかなり下がった
ジンバルは少し前かなり価格が高いものでした
OSMO Mobile 2は最初2万5000円程度していましたが、現在では1万56000円程度です。
最近発売されたOSMO Mobile3は1万3000円程度です!1万円以下の値段になりました

OSMO Mobileの使い方を紹介
DJI OSMO Mobile 2はセルカ棒のようなもので、スマートフォンがブレないようにジンバルで支えています。
可動域は決まっていますが、可動域内だと全くブレない動画を撮影することができます。
1.はじめに
まずOSMO Mobile 2を付属の充電器で充電します。
この時利用する充電器はMicro USB Micro-Bで、Androidスマホやモバイルバッテリー充電器などに利用されているものと同じです。
2.調節
電源をつける前にお持ちのスマートフォンに合わせて調節します。
まずスマホを取り付ける裏側にネジがあります。
そのネジを南京錠が開いたマーク方向に回し、緩んでからスマホを取り付ける挟む部分を、回転すできます。
向きを変えると、縦向きか横向きかを変更する事ができます。向きを変える必要がなければこの手順は必要ありません。
スマホを固定している部分を調節しましょう。
向きを変更した後はしっかりネジを締めましょう。(上記の写真は横向き)
(上記の写真は縦向き)
次にもう1つネジがあります。そのネジを南京錠が開いてるマークの方向に回して緩めます。
緩めてからスマホを取り付けスマホが水平になるように調節します。
調節したらネジをしっかり締めましょう。
スマホがこのように水平になれば設定は完了です。
撮影中もネジが緩んで少し動いてしまうので、水平にならない時はもう一度水平に調節しましょう。
3.DJI GOをダウンロード
DJI GOをダウンロードしましょう。
DJI GOでOSMO Mobile 2からスマホを操作できます。
DJIアカウントを作るとOSMO Mobileを操作できたり、ドローンを買った時にそのアカウントで飛ばす事ができます。
4.OSMO Mobile 2の電源をつける
OSMO Mobile 2の電源をつける方法は「M」ボタンを長押しします。
電源をつけるとBluetoothで接続できます。
5.Bluetooth設定
OSMO Mobile 2とスマホをBluetoothで接続します。
設定アプリからBluetoothを開き、Bluetoothをオンにして、OSMO Mobile 2と接続します。
6.利用開始
Bluetooth接続後DJI GOアプリを開き、OSMO Mobile 2に接続します。
接続後一度OSMO Mobile 2の電源を切り、もう一度電源をつけるとジンバルが動き始めます。
(電源を切る前からジンバルが動いていた場合は不要)
ジンバルが動けば撮影開始できます。
ジンバルが動いても携帯が水平ではない場合
最初の調整の時点で少しずれている可能性があります。
一度電源を切ってからサイド調節しましょう。水平か確認できないときはiPhoneの標準アプリの計測アプリで角度を確認しましょう。
OSMO Mobileを使ってぶれない動画を撮影してみよう
撮影画面はこのような感じです。
横向きで撮影する際は画面回転のロックを解除しましょう。
1.機器を選ぶ画面に戻る。
このボタンを押すと接続画面に戻ります。
2.カメラの設定変更
Beautifyは自動で動画のクオリティーあげてくれます。ですが720pでしか撮影できません。
ISO シャッタースピード ホワイトバランスを手動で変更できます。
ホワイトバランスを変更できます。手動モードでなければこちらで変更しましょう。
画面内に目安となる線を引けます。被写体の位置やバランスが必要な場合はグリッドを使うと動画を撮影しやすくなります。
フラッシュの設定を変更する事ができます。明るさは調節できません。
3.ジンバル
「Walk Mode」「Sport Mode」を選択できます。Walk Modeはジンバルの動きがゆっくりで、Sport Modeはジンバルの動きが早くなります。
腕の動きなどの影響を抑えられます。
4.設定
カメラの設定を変更できます。
ジンバルの水平の設定や、ジンバルの動きなどを調節できます。好みがあると思うので、ここは自分の好きな設定で調節しましょう。
OSMO Mobile 2の情報を確認できます。
YouTubeなどのSNSライブに接続できます。
5.写真 動画モードの変更
写真と動画の変更できます。
6.撮影モード変更
シングル
通常の写真を撮影できます。
パノラマ
180°の写真を撮影できます。
長時間露光
シャッター時間を長くできます。
初期設定
普通の動画を撮影できます。
スローモーション
スローモーションの動画を撮影できます。
タイムラプス
タイムラプス動画を撮影できます。
ハイパーラプス
歩きながらタイムラプスを撮影ができます。
モーションラプス
自分で地点を決めて動くタイムラプスを撮影ができます。撮影中はジンバルが少しづつ動くので、三脚などで固定すると完成度が高くなります。
7.シャッターボタン
画面上からもシャッターを押す事ができます。
8.フロントカメラ インカメラ変更
フロントカメラか、インカメラかを選べます。
ちなみに電源・モード変更ボタン「M」ボタンを3回連続で押すと、インカメラとフロントカメラを変更できます。
9.アルバム
DJI GOアプリで撮影した動画や写真はDJI GO内のアルバムに保存されます。
DJI GO内のアルバムから標準アプリに保存したり、他のSNSに投稿できます。
10.Bluetooth接続
Bluetoothを接続してあるかを確認できます。
Bluetoothに接続しないとOSMO Mobileから動画を撮影できません。
11.追跡モード
黄色い丸のときはピントを自動で合わせてくれます。
黄色い丸を押して緑の四角にすると、追跡モードになります。
追跡モードは追跡したいものを指でなぞるとジンバルが自動で動き出し、追跡したいものを自動で追跡してくれます。
対象物が近すぎると認識しない可能性があります。
12.スマホバッテリー残量
スマホのバッテリーの残量を確認できます。
13.OSMO Mobile 2 バッテリー残量
OSMO Mobile 2 のバッテリー残量を確認できます。
OSMO Mobile 2からスマホを充電
iPhone 8 Plus を利用していますが、ほぼMaxまで充電できます。
バッテリーの環境により異なる可能性があります。
1枚目の写真の裏側にUSBをさすところがあります。ほかにもUSBのライトなどのアクセサリーにも使えます。
ジンバルの注意点
ジンバルは電源を切っている最中脱力状態(ジンバルが機能していない状態)なので、持ち運びなどは何かで固定することをおすすめします。
電源をつけている最中に掴む部分ではなく、ジンバルを手で持ってしまうとあまりジンバルによくありません。
電源をつけている最中は極力ジンバルを触らないようにしましょう。
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