NFTを始めてみたいけど、OpenSeaやRaribleなど、海外のNFTマーケットプレイスだと少し不安に思う方もいるかと思います。
日本企業のコインチェックではNFTマーケットプレイスを運営しており、コインチェックの口座を開設している人は全て出品や購入ができます。
この記事で分かる事
- NFTゲームやっている方には特におすすめ
- イーサリアム以外の暗号資産でも購入できる
- MetaMaskが必要
今回はコインチェックNFTで購入・出品までの方法を紹介します。
この記事の担当者
目次
コインチェックNFTの特徴
海外のマーケットプレイス | コインチェックNFT | |
---|---|---|
言語 | 日本語対応は一部 | 日本語で見やすい |
通貨 | イーサリアムや日本の取引所で 購入できない通貨など |
ビットコインやイーサリアム、 エンジンコインなど |
支払う場所 | MetaMaskなど外部ウォレットから支払い | コインチェック口座から支払い |
日本の仮想通貨取引所であるコインチェックですが、現在NFTマーケットプレイスも展開しています。
コインチェックNFTでは主にゲームで使用するLAND(土地)やキャラなどが売買できます。
ガス代がかかるタイミング
通常OpenSeaなどでNFTアイテムを出品する際は初回だけガス代がかかってしまいます。
ガス代がかかるタイミング
- 入庫時:ガス代が発生
- 出品時:無料
- 購入時:無料
- 売却手数料:売却価格の10%が発生
- 出庫時:変動手数料(ネットワーク状況に応じ0.01~0.16ETH)
基本的にNFTアイテムの移動が発生した時にガス代が発生します。
コインチェック口座から支払える
通常MetaMaskなどのウォレットにイーサリアムなどを入れておき、OpenSeaなどでNFTアイテムを購入しますが、コインチェックNFTではコインチェックの暗号資産口座から購入できます。
販売に利用されてた暗号資産
- イーサ(イーサリアム)
- ビットコイン
- エンジンコイン
- IOST
僕がNFTアイテムを色々見ていた時は上記の四つがよく利用されていました。
購入する際は出品者の通貨に合わせなくてはいけないので、先に暗号資産を購入しないようにしましょう。
日本円を銀行からコインチェック口座に入金した状態にしておき、販売している通貨を確認後その暗号資産を購入しましょう。
ゲームアイテムが販売されいる
OpenSeaなどは絵や写真、音楽なども販売されていますが、コインチェックNFTではゲームに使用できるアイテムを販売しています。
対応しているゲーム
- Meebits
- Sorare
- NFTトレカ
- The Sandbox
- CryptoSpells
2022年1月時点の情報ですが、最近Meebitsが追加されていることから随時対応ゲームが追加されていきます。
コインチェックNFTで購入すると、公式で作成されたNFTアイテムだけでフィルターもかけられるので安心してNFTアイテムを購入できます。
スマホはAndroidのみ
コインチェックの公式によると、「入庫のみ利用できない」とのことです。
なので、Androidのアプリは購入や売却などできます。
利用するにはコインチェックアプリからの購入で、ブラウザーアプリからは取引できません。
iOSアプリは今後対応を予定しているそうです。
コインチェックNFTを始めるために必要なもの
コインチェックNFTを始めるのに必要なものは下記2点です。
登録は二つ合わせて15分以内には終わります。
コインチェック口座を開設
まず初めにコインチェックの口座を開設しましょう。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
コインチェックの口座があると他にも、Coincheckでんき、Coincheckガス、Coincheckアンケートのサービスもあり、どれもビットコインが無料で付与されるサービスです。
MetaMaskを準備
MetaMaskは暗号資産のウォレットで、NFTアイテムをコインチェックNFTで購入する際は、コインチェックでイーサ(イーサリアム)を購入してMetaMaskに送ります。
スマホアプリもありますが、NFTマーケットプレイスはPCをメインとしているのでパソコンにダウンロードしておきましょう。
パソコンのウォレットとスマホで同じウォレットにログインする事もできます。
コインチェックNFTとMetaMaskを連携
まず初めにコインチェックのNFTマーケットプレイスにアクセスします。

確認してよければ「同意してサービスを利用する」をクリックしてください。
MetaMaskのとコインチェックNFTを連携
同意するとコインチェックNFTのTOP画面に移動します。
画面右上のマイページをクリックしてください。

MetaMaskの接続状態が表示されますが、最初は「未接続」と表示されているはずです。
ウォレットと接続するには「MetaMaskに接続」をクリックしてください。

MetaMask側から通知がくるので次に進んでください。

署名の画面が表示されるので、よければ「署名」をクリックしてください。

署名するとマイページに戻ります。

MetaMaskのアドレスと、「接続中」と表示されていればMetaMaskとの連携は完了です。
コインチェックNFTで作品を購入する方法
画面左側のメニューから「Coincheck NFT(β版)」をクリックし、TOP画面に移動してください。
ゲーム単位でNFTアイテムを選ぶことができます。

NFTアイテムを見ていると、ビットコインやイーサリアムなどで購入できるようです。
他にもIOSTやエンジンコインなどでも。

NFTアイテムをクリックすると、購入画面に進みます。
ウォレットはコインチェックの残高から反映されています。

出品者が指定した通貨でのみ購入できるので、ビットコインで販売されていたらビットコインを準備しましょう。
コインチェックNFTに入庫してから出品
マイページから「MetaMaskに入庫」をクリックしてください。
入庫するNFTとToken IDの入力が求められるので入力してください。
入力する内容
- 入庫するNFT → ゲームの種類を選ぶ
- Token ID → MetaMaskのトランザクションからEtherscanを開き、Tokens Transferred:の右側の値を入力します。

入庫するNFT
入庫するNFTをクリックすると下記画像のように対応しているプラットフォームが表示されるので「Decentraland」であればDecentralandをクリックしてください。

Token ID
Token IDを確認するにはMetaMaskを開き「アカウントをEtherscanで表示」をクリックしてください。

ウォレットが保有しているNFTが表示されるので、入庫したいNFT作品を選択してください。

画面中央付近にTokens Transferredがあるのでその中の「Token ID」をコピーしてください。

これで必要な入力項目は終わりです。
入庫完了後は、マイページから入庫したNFTアイテムを選択し、販売時に利用する暗号資産と販売価格を入力して販売します。
MetaMaskに出庫
マイページに戻り、外部のサービスに出庫したいNFT作品を選んでください。
「出品」「出庫」が表示されるので、出庫をクリックしてください。
出庫先を登録して出庫申請を送りましょう。
コインチェックNFTがENSドメインの取引にも対応

Coincheck NFTでは2022年9月にENSドメインの売買にも対応しました。
今まではNFTゲームの作品がメインでしたが、ENSドメインの取扱開始により多くの利用者が見込まれます。
オファーすればイーサリアム以外でもENSドメインを購入できる
購入画面に移動すると「購入確認」と「オファーする」が表示されます。

購入確認をすればすぐに購入できますが、もう少し値切れるかもしれません。
「オファーする」をクリックすると、値段と利用する暗号資産を選べます。

ENSドメインの入庫にも対応
先ほど入庫の章で紹介しましたが、ENSドメインも追加されているはずです。

入庫方法はやり方が同じなので、前の章に戻るとやり方を確認できます。
NFTゲームで遊ぶ人はコインチェックを開設しておこう
今後より多くのNFTゲームのアイテムを取り扱うことが予測できるので、これからNFTゲームで遊んだり稼いだりしようと考えている方はコインチェックの口座を開設しておきましょう。
コインチェックNFTを利用しなくても、コインチェックでイーサリアムを購入し、MetaMaskに送金してOpenSeaで販売する事もできます。
口座開設と維持費は一切かかりませんので、気になる方は開設してみましょう。
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