ビットコインは発行上限枚数が決められているので、安い時にたくさん購入しておかないと、将来的に購入するのが難しくなってしまいます。
人口がこれから増えれば増えるほど、ビットコインの争奪戦が始まるかもしれませんが、一人当たりどのくらい保有できるか気になりませんか?
今回はファクトフルネスの情報に基づいて、ビットコインをどれだけ保有できるのかを分析してみました。
「楽天でファクトフルネスを見る」「Amazonでファクトフルネスを見る」- ビットコインの枚数は有限
- 一人当たり1枚も保有できない
- やすい時に買うべき
この記事の担当者
目次
ビットコインの上限枚数は2100万枚
ビットコインはサトシナカモトさんが作成したと言われている暗号資産で、ブロックチェーンと呼ばれるシステムによって成り立ってます。
プログラムによって発行上限枚数が2100万枚と決められているので、今後それ以上増えることはありません。
すべての人口が平等にビットコンを保有したら

ファクトフルネスの情報によると将来的に人口は100億人から120億人程度で収まると言われてます。
人口 | 一人当たりのビットコイン保有数 |
---|---|
100億人 | 0.0021BTC |
110億人 | 0.0019BTC |
120億人 | 0.0017BTC |
130億人 | 0.0016BTC |
あくまでもすべての人が保有した場合の数値に過ぎないので、実際にはもっと多く保有できるでしょう。
日本人のように投資に消極的だったり、新しいテクノロジーを受け入れない人や、購入できる環境がないなど。
理由は様々です。
ビットコインの一部は無くなっている
ビットコインは自分で管理することはできますが、その管理しているハードディスクなどを捨ててしまうとその分のビットコインがなくなってしまいます。
とある英国の埋め立て地に、現在レートで約3億7800万ドル(400億円相当)のビットコインの秘密鍵が含まれたハードディスクドライブ(HDD)が眠っている可能性がある。
2013年、オフィスの掃除中に誤って「ハードディスク」を処分してしまったというJames Howells氏は、その後みるみる高騰するビットコインを後目に、失われた財産を見つけ出すべく必死に検討を重ねてきた。
ウェールズの都市、ニューポートにあるその土地は、200メートル四方が30~40万トンのゴミで埋め尽くされており、ハードディスクドライブを見つけ出すのは困難を極め、多額の費用がかかることが想定される。
そこでJames氏は市議会に対し、埋め立て地を掘り起こす計画を提案した。ビットコインが文字通り”発掘”された場合、想定される保有量の25%(100億円相当)を分配すると掛け合ったが、市議会は多額のコストがかかることや環境への影響を懸念し、これを拒否している。
スキャン装置だけで最大7500万円の費用がかかり、汚染を除去するための抽出ツールには、さらに1500万円相当の費用がかかるとの見積もりもある上、大規模な捜索を行なったからといって100%見つかる保証もない。
coinpost
実際に多くののビットコインを保有していた人で、当時ビットコインの価値があまり高くなかったため、気にせずそのまま捨ててしまった人がいます。
このようにビットコインが一部はなくなっているので、ビットコイン全てが市場に回るわけではありません。
実際よりもっと少ない量で考えるのが妥当です。
価格が上昇すればより購入ハードルが高くなる
ビットコインは現在300万円程度の価格を推移していますが、将来的に1000万を軽く超えると予測されてます。
なかには1億円近くの価格になるのではないかと、予測している人までいます。
ビットコインなどの暗号資産市場は成長段階なので、今後何が起こるかは誰にも予測はできません。
安い今のうちに少しでも買っておくと、「あの時買っておけばよかった」と後悔をしなくて済みます。
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インフレ対策でビットコインを購入

ビットコインがインフレ対策に有効な理由を紹介します。
インフレとは?
物価が上がることをインフレーションと呼び、企業の業績悪化により物価が上がるけど給料は増えない悪循環は経済にとって悪いインフレです。
10円で購入できてた「うまい棒」も12円に値上がりする事が発表されました。牛丼は350円から400円に。
値段で見ると少なく感じますが、うまい棒は20%の値上げ、牛丼は15%の値上げです。
%で見るととても大きな値上がりで、うまい棒から見ると日本円の価値は20%下がり、牛丼は15%下がってます。
両手に大量のお金を抱えてパンを一個購入できる写真を見たことがあると思いますが、日本円も一歩進んだという事です。
「アメリカのように物価上昇しているからいいじゃん」と思うかもしれませんが、アメリカは経済成長による物価上昇で給料は増加。
日本は経済衰退による物価上昇で給料は変わりません。
ビットコインはデジタル上のゴールド
ビットコインは発行枚数が2,100万枚と決められています。
発行枚数が決まっているので増やすことはできず、純金のように価値を保てます。
「有事の金」とも呼ばれていた純金は、埋蔵量に限りがあり、製造によって新しく生み出せないことから価値が付きました。
ビットコインも純金と同様、枚数を増やせないことから、デジタル上のゴールドとも呼ばれています。
純金はつみたて以外だと1グラム単位で購入するのがほとんどです。
純金と同じではない意見
ビットコインは世の中に受け入れられていますが、中には否定的な意見もあります。
例えば価格変動の大きさや、投機目的でお金を投じている人がいっぱいいるなど。
ビットコインに関する課題はまだまだありそうです。
インフレに強いビットコイン
日本では賃金が上がらないのに物価が上がっている現象が起きています。
実際に値上げはないけど、ポテチの内容量減少だったり…
上記のような現象をスタグフレーションと呼ばれており、景気が悪いときによく耳にする用語です。
また、日銀は日経平均を上げるために無理やり金融緩和をしていますが、お金をばらまいているので日本円の流通量が増加し、日本円の価値が下がってしまいます。
増やすことができないビットコインに対して法定通貨は増やすことができるので、その点については要注意です。
また海外でもインフレが加速しており、通貨の価値が下がっています。
上記のような要因が大きいですが、他にも不安要素はたくさんあるため、ビットコインを今から地道に積立する必要があると考えています。
ビットコインを保有することで資産価値を担保できます。
法定通貨の金融緩和との関係
ビットコインは発行枚数に限りがありますが、法定通貨は金融緩和で増やす事が可能です。
日本円やドルなどは法定通貨なので、実質無限に増やせます。
無限にあるものやたくさんあるものは、価値を保てるように調整しなければいけません。
経済を回す対策として金融緩和が必要な場合もありますが、金融緩和をすることにより法定通貨の価値は下がってしまうこともあります。
価格変動は激しい
ビットコインは2022年現在も株式や不動産に比べ、価格変動が激しく一日に10%近く変動する事も。
ビットコインを法定通貨として採用した理由
ビットコインを法定通貨として取り入れた国や、検討している国があります。
- エルサルバドル
- ジンバブエ(検討中)
- パラグアイ(検討中)
エルサルバドルは国民の半数以上が銀行口座を保有していない、治安が悪いことから現金を利用するメリットがあまり感じられません。
ビットコインを取り入れることで、スマホがあれば口座を保有、現金輸送する必要がありません。
今後は通貨の価値が弱い国が取り入れることが推測できます。
いずれ日本も….?
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0.0021BTCの価格はいくら?
先ほどの章で一人当たりのビットコイン量を計算しましたが、実際にその量と今の価格を比較してみましょう。
ビットコインは価格変動が激しいので、一年の中でも変動幅が激しいです。
なので、参考程度にしていただければと思います。
2015年
2015年は1BTCあたり3万2,000円だったので、0.0021BTCを保有していれば「67.2円」です。
2020年
2015年は1BTCあたり52万円だったので、0.0021BTCを保有していれば「1,092円」です。
2021年
2021年はビットコインの市場最高高値を記録しました。
最高高値は1BTCあたり780万円だったので、0.0021BTCを保有していれば「16,380円」です。
もし〇〇万円になったら
これまでの金額を見てみると少ない金額に思えますが、暗号資産は成長檀家にあると言えます。
それを踏まえると今後は現在より価格が上昇する可能性も十分に考えられるので、その金額に到達した時いくらになっているか確認してみましょう。
1BTC = 1000万円
1BTC当たり1000万円になると、0.0021BTCは日本円で21,000円になります。
1BTC = 1億円
1BTC当たり1億円になると、0.0021BTCは日本円で210,000円になります。
著名人や組織によるビットコインの予測
ビットコインは著名人や大きな組織によっても支持されており、様々な説が生まれています。
0.28BTCで上位1%の富裕層になれる?
ビットコイントレーダーの「Davincij15氏」や、Googleに勤めていた「Steve Lee氏」は人口とビットコインにまつわる事を発言しました。
0.28 BTC を所有し HODL した場合、現在の世界人口の 1% 以上があなたより多くの BTC を所有することはないと断言できます。今日1,830ドルのささやかな投資をすれば、将来のビットコインの世界であなたが1%の人間になることを確実にすることができるのです。
Twitter
上記はSteve Lee氏のツイートですが、Davincij15氏も同じように「0.28BTCを保有したら世界の上位1%になれる」と発言しています。
なぜこのような発言ができるかというと、ある計算によって導き出されています。
もしファクトフルネスの情報と照らし合わせると、人口は多くて130億人になると言われています。
人口 | 1%の人口 | 1%の人間に配った場合 |
---|---|---|
100億人 | 1億人 | 0.21BTC |
110億人 | 1億1000万人 | 0.19BTC |
120億人 | 1億2000万人 | 0.175BTC |
130億人 | 1億3000万人 | 0.16BTC |
先ほどの表ではすべての人間にビットコインを配った場合の枚数を紹介しましたが、ここでは1%の人間に配った場合を紹介しています。
ですが、ビットコインはすでに一部なくなっているので、単純計算の数値よりかは少ない枚数になります。
Coinbaseのユーザー全員が1BTCも購入できない
アメリカの取引所として有名なCoinbaseは、ユーザー数がビットコインの枚数より多くなったことを報告しました。
Coinbase アカウントを持っているすべての人が所有するのに十分なビットコインはありません。
Twitter
ですが、これは2018年できごとなので、現在はさらにユーザー数は増加しています。
あなたもご存じの通り、世界中にビットコインを購入できる暗号資産取引所があるので、それも含めると0.1BTCすら難しくなるでしょう。
ビットコインが1億円になる
ビットコインが将来的に1億円の勝になる事が様々な場所で言われています。
- 2025年説
- 2030年説
アーク・インベストメント・マネジメントは、暗号資産はまだまだ成長段階にある事から、100万ドルになると予測しています。
1ドル100円の場合は1億円、1ドル150円の場合は1億5000万円相当の価格になります。
これには根拠となるデータは存在しませんが、成長段階であるのは確かな事実です。
まずは0.28BTC持てるように購入してみよう
単純計算ではありましたがいかがでしたか。
一人当たりのビットコイン保有率は2022年の現在だと、数万円で購入できます。
- Bybitのレビュー:マイナス手数料でユーザーに還元、格安(上級者向け)
- Coincheckのレビュー:積立で日本円の自動振替手数料が無料、通常購入は500円から(初心者向け) ※長期保有する方はハードウェアウォレット、頻繁に取引する人はVPNでセキュリティを高めましょう。
どのくらい購入していいのか分からない方は、一人当たり保有できる枚数を考えて購入するのもいいかもしれません。
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