価格の乱高下を得て何度も注目されたビットコイン。価格の上げ下げの変動幅に「仮想通貨はギャンブルだ」と思う方もいるかと思います。
確かに株式と比べると想像できないような変動を何回もしており、投資先としては少し不安が出てくると思います。
この記事で分かる事
- これから暗号資産と共存
- ブロックチェーンが様々な場面で利用される
ですがビットコインなどの仮想通貨がこれから生活の一部として成り立ち、将来は仮想通貨やブロックチェーンの技術によって僕たちの身の回りのサービスがより便利になると推測しております。
そこで今回はビットコインやブロックチェーンが将来的に避けて通れない世界になっていることを紹介できたらと思います。
この記事の担当者
目次
将来的にビットコインやブロックチェーンが身の回りに
用途 | |
---|---|
NFT | デジタル作品に価値をつけ、クリエイターを保護 |
メタバース | 世界中どこにいてもライブ、遊び、仕事ができる |
暗号資産 | 国際送金を簡単に |
ビットコインなどの仮想通貨が今後より身近な存在になると思っています。便利なものはもちろん、既存の法定通貨で足りないものは仮想通貨でカバーできます。
法定通貨がダメかというと言い切ることはできず、法定通貨にもその良さがあります。
僕個人としては仮想通貨が普及しても法定通貨がなくなりませんが、法定通貨の形がデジタルにもなるのではないかと推測してます。
大企業のポートフォリオとしてビットコインを購入
皆さん投資信託を購入していますか?
バランス型だったり、アメリカや日本株に投資しているのであれば間接的にビットコインと関係があります。
アメリカのマイクロストラテジーやテスラ社、日本に上場しているネクソン社が会社単位でビットコインを保有しています。
企業単位でも仮想通貨を購入する流れがやってきているので、投資信託で引用している一部の資金は仮想通貨に関係しているとも考えられます。
メタバースがブロックチェーン上でも稼働
メタバースを利用してみると、思った以上にバーチャル空間でリアルな世界を再現できていることに驚きました。
さらにメタバース空間では実際に近くにいる人とだけ会話できるので、今後テレワークでメタバース空間が使用されると推測しています。
なぜテレワークでメタバースが利用されるのか。
会社専用のメタバース空間を用意し、社員全員がそこに参加して仕事を進めることでzoomよりさらにリアルな会議ができます。
zoomでも問題ないと思われますが、近くにいる人のみ声が聞こえるので、同じ空間でも複数個所で会議ができます。
なのでわざわざzoomの接続を切って、また新しいルームに参加しなくても大丈夫です。
仕事で契約をする際や、メタバース空間でアートなどを購入する際は仮想通貨を用いて購入します。
法定通貨がデジタル通貨になる
法定通貨をデジタル化する動きが見られます。
中央銀行が発行するデジタル通貨をCBDCとも呼ばれ、現在は実験段階で使われています。
ビットコインは中央集権が無いため、完全に平等な取引ができますが、デジタル通貨は国家によって発行されるため金融緩和などのコントロールが生じます。
とはいえデジタル化することでよりビットコインなど既存の仮想通貨との壁が薄くなるでしょう。
通貨がデジタル化することで移行のコストや使い道のフォローなど困難なことはありますが、ATMの数を削減できたり偽札による事件を減らせます。
Tポイントとの大きな差はある?
今はTポイントや楽天ポイントなど、企業が発行・管理しているポイントを普通に使用しています。これから経済活動に参加する今の中学生や小学生などは、仮想通貨と企業が発行するポイントに区別をつける必要があるでしょうか?
これから企業がポイントを発行するように簡単に仮想通貨・トークンを発行して、特定のコミュニティで利用できるようになります。
今後はポイントと仮想通貨の区別はあまり必要ないものになるでしょう。
スマホあればATMの必要なし
紙幣やお札などの法定通貨が全てなくなるわけではないと思いますが、デジタル通貨が普及すればATMの数は減るでしょう。
ATMを減らすことで通貨を運ぶコストを減らすことや、キャッシュレス化へとつながります。
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ブロックチェーンの将来性とは
ブロックチェーンは暗号資産市場だけでなく、様々な分野で活躍する事が予測されてます。
健康×ブロックチェーン
病院によってシステムや扱っているデータが異なる影響により、新しく通うと再度検診を行わなければいけません。
今まで通っていた歯医者はすぐに治療ができますが、病院が変わってしまうとレントゲンから取り直して治療を始める経験をしました。
そのようなデータをブロックチェーン上で管理することで、プライバシーを守りながらも費用と労力を最小限に抑えられます。
異なる病院で同じデータを取り扱う事で患者の負担を減らすメリットもあります。
食品×ブロックチェーン
スーパーに並んでいる食品の産地は完全に正しい情報なのか疑ったことはありますでしょうか。
実際に産地偽装で問題になったニュースがたまにありますよね。
海外でとった魚介類を日本国内の海岸に放ち、国内産として出荷する問題など。
産地が偽装されたものが食卓に並んでいる事もおそらく頻繁にあると思いますが、食品と生産者と生産地のデータをブロックチェーン上で管理すると食品のデータが追跡できます。
業者が農家さんに対して適切な価格帯で取引をしているか、業者が偽装をしてないか、販売者や加工者が不正行為をしてないか。
私たちは体に入れるものがどのような感じで生産され、加工されているかわかりません。
そういった不安をブロックチェーンを活用することで可視化できます。
ID管理×ブロックチェーン
最近のスマートフォンは指紋認証や顔認証によって、個人を特定しています。
他にもオフィスに入る際にカードキーが必要だったり、空港で顔認証が必要な国もあります。
そういったデータをブロックチェーン上で管理する事で、個人の情報と様々なデータを紐づけることが可能です。
例えば資産の状況や、性格、信用スコアなど。
データを偽ることなく正しい取引が可能となるので、偽装による事件を減らすことも可能になります。
ブランド品×ブロックチェーン
ヴィトンやグッチなどハイブランドの偽物製品が出回っている問題があります。
ブランドの偽物は権利的な問題もあるが、転売などで偽物を高値で購入してしまう事もあります。
そういった問題にもブロックチェーンを活用すれば解決が可能で、識別番号などを入力すれば正規品か正規品ではないかを確認できます。
識別番号も紙ではなく、製品の中にあるチップの情報を読み取ることで不正もかなり減らせます。
ユニクロにはRFID(radio frequency identifier)というチップが値札に組み込まれており、無人レジでも商品を識別できるシステムを導入してます。]
商品すべてに異なる識別番号を組み込むことで偽装が極めて難しくなります。
ブロックチェーンはデジタルだけでなく、現物の価値も担保できるシステムです。
ブロックチェーンがさまざまな分野に
これからはより自分で使いたいお金を選んだり、サービスを利用できます。
中央集権が無くなるシステムがこれからどのように世界を変えていくかは予測が難しいですが、これから経済活動に参加する今の中学生や小学生にはあまり気にならないことだと思います。
仮想通貨のシステムを支えているのがブロックチェーンと呼ばれるもので、ブロックチェーンは仮想通貨以外のデータの取引も記録できます。
様々なデータの取引に使用
仮想通貨以外のデータも取引でき、病院のカルテや配送データ、電力の使用データなどもブロックチェーン上で管理できます。
今後は企業がデータを管理するのではなく、個人間での取引が簡易になります。
個人情報を登録しているブロックチェーンは、全員が見れないようにもできますので、安心して管理できます。
クリエイターの作品の保護
NFTはブロックチェーン上のシステムによって成り立っており、NFTを活用することでデジタルデータに対して価値を保つことができます。
今までは作品をコピペして複製できますが、NFTを活用することで複製ができなくなります。
サブスクリプションはクリエイターに1再生数円しか入りませんが、NFTでは購入した人のみコンテンツを楽しめます。
さらに公開できる作品数は50個までと、設定することができるので世にたくさん広めたくない場合でも利用できます。
中央集権化が減る
データの管理やポイントの発行は今まで企業が管理しており、法定通貨も国が管理しています。
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ビットコインは中央集権が無いため支配されることはありませんが、これからはデータやポイントなども企業に支配される可能性が減ります。
メタバース空間も企業が運営しているものや、ブロックチェーン上で稼働しているものがあります。
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