ビットコインを取引する際にあなたはどのデータをもとに取引をしていますか?
- 経済状況
- 価格変動
他にも様々なありますが、ビットコインには株などと違った特徴があります。
なんでしょう。
それはマイニングです。
マイニングの速度によってもビットコインの価格が変動するので、それも参考にするとより精度が高くなるかもしれません。
- ハッシュレートの特徴
- マイニング速度が価格に関係する
- ハッシュレートが変動する原因
この記事の担当者
目次
ビットコインのハッシュレートとは?

ハッシュレートを簡単に説明すると、1秒間あたりのビットコインの計算速度を表す単位です。
単位 | 速さ(1秒間当たりの処理件数) |
---|---|
KH/s | 1,000回 |
MH/s | 100万回 |
GH/s | 10億回 |
TH/s | 1兆回 |
PH/s | 1,000兆回 |
EH/s | 100京回 |
例えば2MH/sの場合、1秒間に200万回の計算ができていることになります。
マイニング速度を速度を表す単位
ハッシュレートはビットコインの取引速度を表す単位で、毎年速度が上がっています。
2022年現在だと約「200MH/s」が上限ですが、マイニング精度が上がればハッシュレートがより上昇します。
最近はマイニングに特化したGPUが販売されており、少ない電力でたくさんの取引を処理できます。
マイニングの計算力によってハッシュレートが変わる
ハッシュレートは「blockchain.com」で確認できますが、マイニングの速度によって変わってきます。
マイニングの速度上げるにはより性能の良いGPUが必要で、最近ビットコインのマイニングに特化したチップが販売されております。
ハッシュレートが変動する要因
blockchain.comを確認すると分かる通り、ハッシュレートは日々変動しています。
なぜハッシュレートが変動しているのかを確認してみましょう。
マイナーの数
以前中国はビットコインのマインングで圧倒的シェアを誇っていましたが、規制が入ってしまい、マイナーの数が大幅に減少し価格が下落してしまいました。
マイニングをしている人や組織
中国は電気代が安く、寒い国なので、コンピューターを常に動かすのに適した環境でした。
その影響で中国がマイニングを占めていましたが、規制が入ってしまったので急激にマイナーが減少してしまいました。
その結果ハッシュレートが落ちてしまい、ビットコイン価格も下落してしまいました。
ビットコインの半減期
マイニングをすると報酬をもらえますが、一定の期間ごとに半減期が行ってくるので、報酬が減ってしまいます。
半減期はビットコインの発掘量を半分にしていく仕組みですが、その理由はビットコインに発行枚数の上限があるからです。
ビットコインは2100万枚が上限として決められていますが、半減期を設定しているため、2140年頃までは新規発行が続きます。
今この世界に生きている私たちは、ビットコインがすべて発掘されるまで生きてないでしょう。
半減期に関しては別記事で詳しく解説しています。
ハッシュレートの確認方法
先ほども紹介した通り、「blockchain.com」でハッシュレートを確認できます。
グラフの見方

グラフはとてもシンプルで、横軸が時間で、縦軸がハッシュレートとなります。
縦軸が上に上がれば上がるほど、ハッシュレートは上がり、縦軸が下がればハッシュレートは下がります。
よって、ハッシュレートが上がれば価格は上昇しやすく、スレートが下がれば価格は下落しやすい傾向にあります。
ハッシュレート以外でも価格が変動する要因は様々あるので、参考程度にしておきましょう。
ハッシュレートの他にHash Ribbonsを参考にしてみよう
ハッシュレートを取引の参考にすることはとても重要ですが、最初はとても難しいかもしれません
Hash Ribbonsというビットコイン専用の指標を使うと、より詳しい分析が出来るになるかもしれません。
使い方については別記事で紹介しています。
コメントを残す